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日本における時計ジャーナリストの第一人者、名畑政治が選ぶ2020年新作時計 ベスト5

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  • 日本における時計ジャーナリストの第一人者、名畑政治が選ぶ2020年新作時計 ベスト5


    2020年12月発売1月号掲載
    名畑政治

    《 ブランド腕時計の正規販売店紹介サイトGressive編集長にして、日本における時計ジャーナリストの第一人者。1994年よりスイスの大規模時計展示会を取材し続ける。共著に「カルティエ時計物語」。 》
    時計業界の問題点が露呈しつつ、望外の収穫もあった2020年

    新型コロナに始まり新型コロナに終わるとの感が強い2020年。その新型コロナの影響によりスイスの時計見本市が軒並み中止となり、我々プレスも国内に留まって、ウェブと個別の小規模な新作発表お披露目会を頼りに新作のレビュー原稿を書かなければならなかった。
     さらに見本市の中止によって、長年、先送りしてきた時計業界が抱える問題点が露呈し、時計見本市の存在意義や開催の形態が否応なく変化せざるを得なくなってきたのも、新型コロナの思わぬ副作用であった。
    ところが新作のクォリティは例年通りどころか例年以上の大豊作。編集部から「20年の自分的ベスト5本を選んでください」と言われたものの、候補がありすぎて選ぶのに困るほど。それを無理やり絞り込んだのが、これら5つのモデル。いずれ劣らぬ20年の話題作だが、改めてリアルな復刻版とスティールのスポーティーモデルが人気なんだな、と分かる布陣ではないかと思う。また、現地スイスに行けないのは寂しいものの、海外ブランドのCEOとリモートでインタビューができることが分かったり、ウェブを活用した新作発表イベントが実現したり、意外なカタチで取材と新作発表の新たなスタイルの可能性が開けたことも、望外の収穫だった。とはいえ、やはり時計は触ってナンボ。実際に手に取って、腕に装着してみたリアルな感覚を伝えられる日が、1日でも早く戻ってくることを願わずにはいられない。

    名畑政治が選ぶ2020年新作腕時計 BEST5

    〈オメガ〉 スピードマスター ムーンウォッチ 321 ステンレススティール

    2019年にCal.321の復刻が実現し、まずプラチナ限定モデルが発表されたが、SSモデルは当分先だと思っていたら、まさかの2020年の年明け早々に電撃的発表。簡単に買える価格ではないが夢を持たせてくれるモデルである。

    《 手巻き。SS。151万円(税別)。問/オメガお客様センター Tel.03-5952-4400 》
    〈ロンジン〉 ロンジン ヘリテージクラシック タキシード

    近年、ロンジンのヘリテージコレクションは復刻度が並大抵ではない。同作もその好例で、自動巻きなのにヴィンテージ感を盛り上げるため、あえて「AUTOMATIC」表記を入れない点に熱意が伝わる。価格もリーズナブルで納得。

    《 自動巻き。SS。24万円(税別)。問/ロンジン Tel.03-6254-7350 》
    〈ハミルトン〉 PSR

    LEDデジタル時計も大好物。中でもハミルトンのパルサーは昔からの憧れ。それがスタイルそのまま、ボタンを押さずとも時刻が読み取れるハイブリッド表示でよみがえったのだからたまらない。往年の名を名乗れないのは残念。

    《 クォーツ。SS。9万円(税別)。問/ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371 》
    〈H.モーザー〉 ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック ファンキーブルー

    ラグジュアリースポーツの流行に乗ったモデルと思われるのは仕方ないが、“シンプルなのに多機能”というH.モーザーの方法論に則ってアジェノーがムーブメントを手掛けた意欲作。ケースとブレスレットの滑らかなラインも美しい。

    《 自動巻き。SS。480万円(税別)。問/エグゼス Tel.03-6274-6120 》
    〈ブライトリング〉 クロノマット B01 42

    最近は音沙汰がなかったクロノマット。それが突然、あのルーローブレスレットと共に劇的リニューアルを遂げたから驚いた。往年のモデルを思わせるカッチリ感とスタイリッシュさを両立させた2020年の代表モデルだ。

    《 自動巻き。SS。89万円(税別)。問/ブライトリング・ジャパン Tel.0120-105-707 》



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